(有)エガミ 酒乃竹屋 / 江上 隆彦


2012年度青年部部長にお話をお聞き致しました。
青年部への思いや部員への気持ちを話して頂きました。

青年部への思い


青年部というのは、仲間づくり。

部内には、小売りの人、製造業の人などいろんな人がいる。
私のように小売りの人たちは「今度買いにいきますね」と言って部員の人たちが買いにきてくれたりする可能性は確かにあるけれど、それが凄い量あるかと言ったらそうではないでし、建築、土木の人が仕事に直結するっていうのは、なかなかないとは思います。
しかし、青年部に入っていたから、インターネット販売をして売上を上げている人に出会えました。
その影響で私もネット販売に踏み切りました。ネット販売を始める事によって、また他の部員に頼む事が出てきました。

そうやって、買ってもらっての利益ではなく、むしろお互いの職能を掛け合わせて生み出していける利益もあるのです。
じゃ、うちは、リフォームをやっているからリフォームの仕事の受注が直接あるかと言ったら、リフォームというのは、一生のうちでもなかなかないから、商売に直結するっていう話ではなくて、例えば、HPを作ろうと思ったなどのアイデアを他の部員から吸収する。
直接売上に繋がらない部分でのメリットは大きいかなと思います。

部員がこれだけいると何かそれぞれに職能があるから、自分の事業の問題や課題に対して電話1本で解決する事が出来てきます。
何か新しい事業などを始めようと思った時には、相談先がたくさんあります。
そして、その業種が本当に直接関係のある職業の人ではなくても、部員のつながりの人を紹介してもらえば解決出来るくらい業種が幅が広いのです。

「自分は出来ないけど、出来る人を知っとるばい。」と紹介してくれる事があります。
だから、まず、私の場合は、困った事がありません。

お店を作るにしても現役部員さんに建ててもらってるし、全く知らない人に頼むより知ってる人に頼む方が良いと私は思います。

これをメリットと感じるかどうかは、人それぞれだと思いますが、こういう部分が青年部や商工会の良い面かなと思います。

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地域との関わり

祭りはさっきと同じ話で直接的なメリットはないと思います。

祭りを一生懸命やったから、なにか土木の人が仕事につながるかって言ったらそうはないと思います。
しかし、祭りとかいろんな事に顔を出す事によって、人間としての信用を得る事が出来ます。
なんのメリットもない作業を率先してやる姿に、人は感銘を受けるものです。
そういった事の積み重ねで人として信頼を得る事が出来るのではないでしょうか。

商売人っていうのは、モノを売ってなんぼだけど、人間として自分を売っていく事も大切かもしれない。
他の部員の姿に刺激を受けて人間性を高め、その姿を皆さんに売っていく。
そうやって人間性を作り上げていくことが何らかの形で事業に繋がっていくと私は思います。

くわえて青年部っていうのは、なんだかんだいって40歳までです。
青年部は2代目や3代目など家業を継いだ部員がも多いですが、そうすると40歳までと言えばその親世代がまだまだ元気な人が多いです。
だから、ちょっと青年部の出事で会社を抜けても会社は親が回してくれる。
その時には自分は外に出て顔を売ってくるというのも良いのではないかと思います。

その40歳までの同世代の人たちと地元の祭りやイベントを一緒にやって一緒に成長していける場っていうのは、良い経験になると思います。

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部員について

青年部の部員にもいろいろいて、やっぱこの人は凄いなって思う人がいるから、負けないようにっていう刺激になります。

もちろん人間的に素晴らしい人もいるし、稼いでいる人もいる。
単純に凄いなと思う反面、「それに負けちゃいかん」って思います。

よく部員に言うのは、「私はにこやかにみんなと話しているけど、絶対お前には負けんぞ。っていう気持ちは必ずある。」

そこが、自分達で会社をやっているなら大切な強い気持ちですよ。
誰と話してても「凄いですね」という反面「絶対見返してやるけんね」っていう気持ちが芽生えてきます。

だから、成功している人を見て学ぶ部分と負けちゃいかんっていう気持ちの部分を両方を養うっていうことの繰り返しです。
謙虚な気持ちと良い意味で負けん気を持てば必ず自分の力になると思います。

特に私は、正直なところ商売を辞めようと思っていたこともあるくらいでしたが、それをなんとか今復活させようと思って頑張れているのも、青年部を通して培った気持ちの部分が強いですね。
もし、ウチが伝統ある酒蔵さんだったとしたら、十分売上もあって、名前が知れてる会社だったら、部長とかしてなかったかもしれません。
「酒粕やってます江上です」と言っても、「それはどこにあるとやか?」となるので、まず場所の説明からしなくちゃいけない。

それが悔しい。

それで名前を売らなきゃいけないと思って必死に今までやってきました。

今の部員さん達に伝えたい事の究極はやっぱり部長をしなさいという事ですね。
いつも今度の新しい部長を決める時に言ってますが、部長と副部長の差はものすごい違う。
そこをやっぱり感じてほしい。

出事は部長も副部長も変わらずありますが、それこそ賀詞交換会なんかで来賓の人たちは、みんなが整列して挨拶してたら、部長の私のところに挨拶に来ます。
部長と副部長とは、全然まわりの認識が違いますよ。
なりたいと言ってなれるものでもないし、その人の得意不得意もあるとは思うけど、やるなら、部長をするつもりでやる方がきっと青年部の活動は面白いと思います。

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